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            日記32回

今回の日記担当:鴎外


某月某日・アップタウン


ノレンガルド「うう、寒いよ〜」


鴎外「そりゃノレン少年。 11月下旬にもなって半ズボンを履いているようでは、寒くない方がどうかしているのである」

 我輩はアンブレラである。 名は『鴎外』。

 元は光の塔を住処としていたが…… 今はこのドルイドの男の子、ノレンガルド少年のペットとして生活しているのである。

ノレンガルド「それはわかっているんだけど…… 前まで着ていた服、もう着られなくなっちゃったんだ」

鴎外「何ゆえ? 故障でもしたのであるか?」

ノレンガルド「いや…… 『ぞくせい』の関係で、実質的な魔法防御力が大幅ダウンしちゃって……」


ノレンガルド「コレ見て鴎外。 一番下に『光属性値』って項目があるよね。

これのお陰で、魔法攻撃で大きなダメージをもらうようになっちゃって……」

鴎外「……確かに。光属性は闇以外の全属性と相性が悪いのであるからな」

ノレンガルド「うん…… それにしても何で、僕達ドルイドは『ぞくせい』の関係で損する事がおおいんだろ……

攻撃魔法は『ぞくせい』の関係で減衰しちゃう事が多いし……

無属性だと思って期待していたミュージカルブロウも、いざとってみるとどうしようもない豆鉄砲(※)だったし……」
(※)イリス前の時点で、Lv5まで取っていても威力はHLLv1以下、射程も短いという代物であった。

鴎外「最後のは属性はあまり関係が無いような気がするのであるが……まあいいのである。

それよりもノレン少年。これからもっと寒くなるのであるから、早い所暖かい格好をした方がいいのである」

ノレンガルド「うん。 でも、手持ちの厚着が前まで着ていた服しかないからな……

かといってあの服を着て狩りにいったりすると、下手をしたら聖堂送りになっちゃうし……」

鴎外「むう……」

 我輩とノレン少年があれこれ悩んでいると……

??「そんな時は、このイリスカードを服に挿すと良いよ。

このカードにはね、装備品に付いている属性値を全て0にする効果があるんだよ」

 不意に、少女の声がした。

ノレンガルド「あ、どうもありがとう」

 そして、何の疑いも無くイリスカードを受け取るノレン少年。

ノレンガルド「あれ? このイリスカード……」


ノレンガルド「見たことも無いイリスカードだね……未実装のカードかな?」

 そのイリスカードには、明らかにECOの物では無い絵柄が描かれていたのである。

??「そうだよ。 それ、ボクが作った新作イリスカードなんだよ。

もっとも、実際は実験の副産物なんだけどね……ね」

ノレンガルド「??」

 ここで、ノレン少年と我輩は初めて、イリスカードをくれた少女の方を向いた。


 そこには、12〜13歳くらいのドミニオンの少女がいたのである。

 装備している胸アクセサリーから判断するに、ウォーロック系の人物のようである。


ノレンガルド「君は……誰?」

 ここではじめて、ノレン少年はドミニオンの少女に名前を尋ねたのである。


??「ああ、自己紹介まだだったね。

ボクの名前は藪椿(やぶ つばき)。 君の名前は?」

ノレンガルド「僕の名前はノレンガルド=リュッチェンスって言うんだ。

で、そこにいるアンブレラがペットの鴎外。 狩りに行く時に、良く壁になってくれるんだよ」

鴎外「鴎外なのである。 宜しくお願いしますのである、藪椿嬢」


椿「こちらこそ〜

あ、2りとも…… ボクの事は今後、『椿(つばき)』って読んでくれると嬉しいな。

ボクのフルネームは『藪』が苗字で、『椿』が名前だからさ。

あ、実際のECO内ではボクは別の名前を名乗っているから…… ゲーム内で『藪椿』さんを見かけても、声を掛けたりしちゃ駄目だよ」


ノレンガルド「うん、わかった。

ところで椿ちゃんって、何のお仕事しているの?

まだ実装していないイリスカードを持ち歩いている所を見ると、何か特別なお仕事していそうな気配がするけど……」

椿「良くぞ聞いてくれました!ノレン君!」

 ノレン少年に職業を聞かれた椿嬢は、何故か嬉しそうに声を上げたのである。

椿「ボク、藪椿は表向きはしがないウォーロック。 実はベースLv一桁で早くも育成放棄されちゃった身です(2009年11月28日現在)」


椿「でも、ウォーロックはあくまで副業。 ボクの本業はね……」


椿「『せかいゆうすうの』イリスカード研究家だがや〜


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