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                        日記35

(注)今回の日記には、メインストーリーについてのネタバレが含まれています。
あらかじめご了承の上、ごらんくだい



デムロポリス中枢


マザー「……腕を上げたな、DEM-REI0001よ。 完敗だ……

お前のレイビングソードの切れ…… 衰える所か、出奔前より遥かに鋭くなっておる……」


レイ「おだてても何も出ぬぞ。マザー。

それにしても意外だったぞ…… お主がDEM軍の軍権を殆ど掌握してなかったとはな。

お主の命を聞いてくれるDEMは、今となってはリリ殿と少年様と、他少々か……」

マザー「返す言葉も無いな…… 」


少年様「おい、DEM-REI0001。 何でリリの方はちゃんとした名の方呼んで、僕の方はそんな呼び方なんだ?

僕にだっていまでは『ルクス』という名前がある」

レイ「そういう呼び方が余のメモリーに焼きついてしまっておるからな、少年様。 残念だが、最早修正は不可能だぞ。

まあ、ヒトの世界で言う所の『あだ名』と考えてくれれば幸いだ」

ルクス「人……もとい、DEMの話を全く聞かないやつだ、お前は……

そんな事だから、『性格にバグがある』と周囲から言われるのだぞ」

レイ「褒め言葉と受け取っておこう」

ルクス「……」


レイ「さて……余はこれにて失礼する。 手持ちの部品を今の主に納品したら、念願の『飛空城』が出来るのでな」

マザー「ほう…… そいつは楽しみだな。

しかし、維持・管理の方は大丈夫なのか? 聞く所によると、あれの維持管理はかなり大変と聞くが……」

レイ「何、スポンサーの方はすでについているから安心しろ」

マザー「しかし、だ。 あの飛空城の大きさだと、城に常駐して管理・運営を行う者も必要になってくるのではないかな?」

レイ「むう…… そういえば、確かにそうだな。 今までの飛空庭規模の大きさでは、全員冒険に出払っていてもなんとかなったが……」

マザー「ふむ……」


マザー「ならば、その役目に打ってつけの機体がある。 私からの餞別代りとして、連れて行くと良い。

DEM-Veresta1510、入るが良い」

?「はい、マザー」


DEMの少女「私はDEM-Veresta1510…… 貴方の量産型……レイシリーズの最後の機体、デス。

直接的な戦闘は得意ではありまセンが…… 大型艦の制御・維持・管理の事なら何でもお任せくださいマセ」

レイ「余の量産型の最終機か…… 余の型番はDEM-REI0001。

以後、余の事は『レイ』と呼んでもらいたい」

DEMの少女「はい。 私の事も以後は『ヴェレ』と呼んで頂けますと幸いデス」

レイ「よろしく頼む、ヴェレとやら」


レイ「さて……今度こそ本当に失礼する。 あまり長々とここに居座ると、余が撃破されたのでは無いかと主達に疑われかねないからな」

マザー「そうか…… では達者でな、レイよ。

次に会える時を楽しみにしているぞ」




その日の午後……

戦闘庭・フレイヤ艦橋


レイ「……今帰ったぞ」


ソル「おかえりなさい、本隊長…… 無事に生還できて、なによりです」


フロースヒルデ「まあ、レイさんの事だから無茶な事はしないとは思っていたけど……

相手がDEM-マザーさんだけに…… こうして無事に帰ってくるまでは、私も気が気では無かったわ。

で、ドミ界での戦闘…… 無事に止める事はできたのかしら?」

レイ「いや、それがな……」



フロースヒルデ「なるほど…… あのマザーさんは、DEM軍の指揮権を失って久しい、という訳ね」

レイ「ああ。 今のマザーは『お飾りのTOP』以外の何者でもないそうだ。

もっとも、彼女とて実権を取り戻すのに必死のようだが、いつまでかかるか……」


ミュー「あのマザーがお飾りだとすると…… 黒幕は一体誰だ?

レイ、何か知らないか?」

レイ「残念ながら、余にも見当が付かぬな。 ま、これはSagaが進めば、いずれ明らかになる事だろう」

ミュー「Sagaが進めばって…… とそうだ。

レイ、足りなかった城の部品、手に入ったか?」

レイ「ああ、それはしっかり手に入れてきた。 これで……大丈夫だな」

ミュー「ああ、ちょっと確認する……」


ミュー「よし。これだけあれば十分だ。

あとは……フロース。 一つ、話があるんだが」

フロースヒルデ「? 何かしら、ミュー」

ミュー「普通の城ならもかく……お前さんの要求するような戦闘城だと、通常の城エンジンじゃどうしても出力が足りなくなる。

そこで、お前さんにどうしても了承してもらわないといけない事がある」

フロースヒルデ「了承してもらいたいこと?」

ミュー「ああ。 それはだな……」


ミュー「このフレイヤを、丸ごと追加エンジン代わりとして城に組み込みたいんだ

ソル「えっ……」

 唐突なミューの宣言に、一瞬艦橋内の空気が凍りつく。

 が……


フロースヒルデ「いいわよ。 もとより、城の組み立てに関してはミューに一任している訳だから、やりたいようにやって頂戴。

地上から城への移動は今後、藪先生の庭を使う事にしましょう」

ミュー「すまん、フロース。恩に着る。

じゃあ、今日の夕方から早速組み込み作業に入るから…… 済まんが組み立て関係者以外は、暫く藪の庭に移ってくれ」


レイ「そうか…… 久しぶりに、武神でない方のツバキでもいじってやるとするか。

と、そうだ。  すっかり忘れていたが皆に一人、紹介したい『機体』がいる」

フロースヒルデ「『機体』というと…… DEMさんかしら?」

レイ「ああ、その通りだ。 あのマザーからの貰いDEMだが、何でも、大型艦の管理・運用に特化した機体だそうだ。

……ヴェレ、入るが良い」

声「ハイ……」


ヴェレ「はじめまして、皆様。 DEM-Veresta1510……と申しマス。

以後、私のことはヴェレとお呼びクダサイ」

フロースヒルデ「この庭の艦長のフロースヒルデよ。 よろしくね、ヴェレちゃん。

それにしても管理運用特化型のDEMとなると…… ここはやはり、ミューの下につけるべきかしらね」

ミュー「……だな。 あたしも、そういうのが得意な奴が一人欲しいとは思っていた。

あたしは機関長のS(スクラップ)・ミュー。 この庭の機械関係の事を全部請け負っている。

以後よろしくたのむぞ、ヴェレ」

ヴェレ「よろしくおねがいシマス、機関長」


ミュー「さて…… 早速だがヴェレ、まずは一通りのスパイウェアチェックを受けてもらう。

で、その後は今建造中の飛空城の組み立てを手伝いだ。

今後、自分が管理運用することになる城だ。 組み立て中に、内部の構造をしっかりインプットしておけ、ヴェレ」

ヴェレ「ハイ、了解しました。 機関長」


そして数日後……


フロースヒルデ「ついにロールアウトしたわ! 私の飛空城が!


ジークウルネ「おめでとう、姉さん。 これで、長い間の夢が叶いましたね」

フロースヒルデ「ええ、これも皆の協力のおかげよ。

私一人だけだったら、とてもここまでは来れなかったわ」


レイ「ところで艦長…… これだけ立派な城を組んだのだから、立派な名前をつけてやらぬとな。

艦長はもう、この城の名は決めたのか?」

フロースヒルデ「それは、勿論……」


フロースヒルデ「『フレイヤII』よ

いろいろ考えたのだけど、どうしてもこれ以外の名前はちょっと思い浮かばなくてね」

レイ「そうか…… 無難なネーミングだが、だがそれがいい」

フロースヒルデ「それとね、皆…… もう戦闘庭フレイヤは城に組み込まれて単独で航行する事は無いのだから、サイト名も変更することにしたわ」


ミュー「サイト名変更…… って、どういう名前にするつもりなんだ?

フロースヒルデ「「戦闘城フレイヤIIの人々」……という名前にしたいんだけど、いいかしら?」

ミュー「こっちも全く捻りがないな…… まあ、分かりやすいのも確かだから、あたしは反対はしないがな」

 ストレートなネーミングに、あきれるミュー。


ジークウルネ「それにしても姉さん…… いささかいう時期が遅いかもしれないけど……」

フロースヒルデ「? どうしたのかしら、ジーク」

ジークウルネ「本当に、フレイヤをお城に組み込んじゃって良かったの?」


ジークウルネ「そう……姉さんや皆の思い出がたくさん詰まった、あのフレイヤを……」


フロースヒルデ「いいのよ、ジーク。 自分で動くことはないにせよ、撃沈された訳じゃないから…… フレイヤは今も私達と共にあるわ。

それに、旧フレイヤを城に組み込むのには、出力確保以外にも大きなメリットがあるのよ」

ジークウルネ「メリット? それは……?」


フロースヒルデ「艦橋は城内部にある旧フレイヤの物を使っているから、撮影セットの使いまわしが効くのよ。

結構手間なのよね、また1から艦橋のセットを組むのは」


ジークウルネ(姉さんの本音って、それだったのね……)



(※)と、いうわけで城へのバージョンUPのため、サイト名を『戦闘城フレイヤIIの人々』に変更することにしました。
   ですが、相互リンク先の方はお忙しいのであれば無理にサイト名変更して頂かなくても全然OKです。
   (言えない…… 城自体は半年前に完成していたなんて言えない……)

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