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   日記41話



戦闘城フレイヤII 会議室



フロースヒルデ「全員そろったわね。では、会議を始めるわよ。

今回皆に集まってもらったのは他でもないわ…… この艦が今抱えている、最も大きな問題点について話し合う為」


ミュー「その問題ってのはあれか…… 砲術部門の事か?」

フロースヒルデ「その通り。 うちの艦にも色々な人材がきたけれど、一つだけ、かなり手薄な部署が残っているわ。

それも、本来なら花形であるはずの砲術部門」


山吹中佐「そうなんや、艦長。

他の部署には色々な人材が来るんやが、何故か砲術部門だけは人が集まらんのや」



山吹中佐「今、砲術部門は砲術長のうちと、あとは昔から乗り組んでいるマンドラニンジン達と……

この城名物のアンブレラ系モンスターが少々……といった有様や。

特に問題なのは砲術士官。つまり指揮官や。

今、まともに砲術の指揮が取れるのは…… ウチだけという有様なんや」


鴎外「……戦闘中に山吹中佐に何かあったら、一大事であるのである。

察する所、中佐は砲術の指揮を取れる人材が欲しい……といいたいのであるな」


山吹中佐「その通りや……

アルマやロア、御霊が欲しいとかそんな贅沢はいわへんから……

せめて、普通に手に入るパートナーの中で、機械や砲術に詳しい人材が欲しいんや……

なあ艦長……それに主計科の鴎外はん。 何とかならへんやろうか……」

鴎外「まあ、普通に手に入るパートナーであれば、予算は出せなくもないのであるが……」


レイ「艦長……それに砲術長殿と鴎外殿。 一つ、提案がある」

山吹中佐「? どないしたんや、レイ保安局長?」

レイ「砲術部門の人材不足については、前々から余も気になっていた。

余も昔、軍艦勤務をしていた事があるから分かるのだが…… 戦闘時になったら、真っ先に狙われる部署だからな。

そこで……一つ、推挙したい人材がいるのだが」

山吹中佐「推挙した人材?」

レイ「ああ。 その人材とはズバリ……」


レイ「ブリキング・アルマだ


ミュー「ブリキンアルマ……だと……

おいおいレイさんよ、冗談はよしてくれ。 確かに欲しく無い、といえば嘘になるが、今アルマの相場は2000~3000Mくらいしたはずだぞ。

何回金魚クエをこなせばよいのか、考えただけで頭が痛くなるぞ」


鴎外「レイ殿が自分で金魚クエをする、というのであれば止めはしないのであるが……

正直言って、あまりお勧めはできないのである。 そんな単純作業に多大なる時間を費やすのであれば、他の有意義な事に……」


レイ「余に秘策あり。 かの者をこの艦に連れてくるのに、よそ者行商人の助けなど無用だ。

……太宰。 この会議が終わったら、ウテナ河口へ出るぞ」


太宰(ジェントルアンブレラ)「御意」



ミュー「ああ、そうだレイ。 ウテナ河口に出張るっていうんならうち……すなわち、機関部に入ったばかりの新人を連れていってくれないか?

技師としての腕は確かなんだが……何分、人見知りが激しくてな。 非番の時でも艦の外に出る事がまずないんだ。

人間社会に出てきた以上、少しは外に出させて社会勉強させないと、後で色々と困るだろうからな」


レイ「……要するに艦外研修……という訳か。 技師殿の頼みとあらば、断るわけにもいくまい。

……と、いうより今回の任務、技官の助けがあると何かと助かるのでな。 せっかくだから、技師殿も誘おうと思っていたのだが……」

ミュー「……行きたいのは山々だが、生憎今日は機関の全般検査でここを動けない。

……と、いう訳でロイエンタール。 今日は、レイと一緒に行動してくれ。 機関のメンテはあたしがやるから」


ロイエンタール(ファントム・アルマ)「分かり……ました……機関長。

それでは……宜しくお願いしますね、レイ保安局長」

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